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コミケ行ってきました。(前篇)

夏コミ行ってまいりましたー。

だいたいこういうイベントって、終わったあとは体が疲れてるせいか、「参加したみなさんおつかれさまでした(^^)」という短いコメントだけ書いて終わりになるじゃないですか。

でもあえて僕は逆に、長々と感想書いてみるよ!
イベント前情報だけじゃなく、イベント後情報も大事だと思うの。

僕たちラノベ作家休憩所が参加するコミケ一日目は、8月14日でした。
金曜日なのでカタギの勤め人は仕事があると思うので、通常は来場者数は土日より少なめになるのですが、今回は「艦これ」・「刀剣乱舞」・「東方Project」などの人気ジャンルが一日目に集まっているので、来場者は多かったみたいです。

僕は前日に東京入り。
自分が定宿に使っているのは日暮里駅の近くのホテルで、かつてはウィークリーマンションとして使われていたところです。
昔は自腹でカンヅメするのによく使わせてもらいました。正直狭いので執筆には向かないのですが、そのホテルから神保町の出版社に通って、会議室を借りて朝まで書いていました。
お前は平凡社の会議室に住んでる荒俣宏先生か」というぐらい出版社に通っていたので、警備の人や掃除の方々にも顔をおぼえてもらいました。勝手知ったる他人の家状態。
その節は大変お世話になりました。>編集者&みなさん。

話がさっそくずれましたが、その日暮里のホテルについたあと、翌日にそなえて早々に寝ようと思ったのですが、昂奮してなかなか寝つけず。

一緒に売子として参加する森田季節さんとメールで、「二人して寝ぼうしたら大変だから、さきに起きたほうが相手の携帯にメールしようね☆」という三十路の男同士としては非常にアレな約束をして、なんとか目をつぶってむりやり寝ました。

翌日、五時に起きて森田さんに「いま起きました」とメールしたら、「15秒前に起きましたw」という返信が返ってくる。
シャワーを浴びて、おっさんの体臭を消し、駅へ向かう。しかし荷物が重く、日暮里駅につくころにはすでにおっさんの体臭が濃厚に漂っていました。

7時20分に、新橋駅のゆりかもめ駅の前で森田さんと合流。
森田さん、カモノハシのキャラ絵の描かれたTシャツを着ていた。「なんすかそれ」とつっこみを入れようと思ったけど、朝から空気悪くなるのはいやなのでスルーしました。(^^)
僕はただのおっさんの恰好ですた。(小説家的描写力の放棄)

ゆりかもめ線に乗って、国際展示場正門駅まで向かう。
車中、森田さんとラノベのイラストの傾向などを話し合う。

僕たちはサークル入場なので早くに会場に入れるのですが、今年はサークルチケットの提示法が変わったのか、係員の指示にしたがって、チケットを頭の横でひらひらとかかげながら入場する。みんなでいっせいにそれをするものだから、「なんかへんな宗教みたい」「万札をかかげてタクシーをとめたバブル時代のサラリーマンか」みたいなことを話し合いながら、なかへ入る。

東ホールの自分たちのスペースにつき、設営をはじめますが、ぶっちゃけ自分はこういうディスプレイのセンスがまったくありません。
とりあえずテーブルの下に、今年の同人誌である「求刑小説。」がダンボールに入って置いてありますので(いつも利用している「しまや出版」さんに感謝!)、それを開封して同人誌をテーブルに積みあげていく。

僕も森田さんも、あとからくるエースの到来をまつばかり。
9時すぎごろに、そのエースが登場。
売子として手伝ってくださる、たすきさんです。
ディスプレイにもくわしいたすきさんによって、粗雑に同人誌が積まれているだけだったスペースがあれよあれよという間に見栄えがよくなる。ワザマエ!

まだ開場前、ご自身のサークルに参加されている橘ぱんさんらと挨拶をする。
ぱんさんのスペースに、求刑小説を委託してもらう。
それにくわえ、森田さんが対談として参加されている、アニメルカさんと、お互いに同人誌を委託しあう。
こうしてラノベ作家休憩所は販売の輪を広げていったのである…!(信長協奏曲のナレーション風)

10時になり、ついにイベントスタート。
といっても、小説方面には、急にどっと人がくることはありません。
人気マンガ家やイラストレーターのサークルだと、ほんの一・二時間で同人誌が売り切れたりするので、多くの人びとが詰めかけるそうですが、僕たちのサークルは最後まで本が売り切れることはないので、のんびりとしたものです。

それでもちょくちょく買ってくださる方がいらっしゃいます。
お金を受けとって、本を手渡しして、お礼をいう。たったこれだけのことですが、すごくうれしいんですよ。
商業だと、本を売ってくださるのは書店さんですからね。
これを味わいたいがために、毎年同人誌を作ってコミケに参加してるようなものです。

ふだんは椅子に坐っているのですが、お客さんがいらっしゃったときは、ついつい椅子から立ちあがってしまいそうになります。
でもこれって、考えてみればかなり威圧感があるんですよね。
背の高い強面のおっさんが目の前に立ってたら、僕でもいやです。
数年前までは、お客さんがいらっしゃるたびに椅子から立ってたのですが、それで引かれてしまうことに気づき、最近はあえて坐ったままにしています。
しかし坐ってても、相手をじーっと見つめてるときっと居心地が悪いと思うし、かといってそっぽを向いてても印象悪いし、難しいところです。

しかし今年は、女性のたすきさんがいらっしゃるので、かなり助かりました。
僕は「ありがとうございましたー!」とお礼をいうほかは、ただ本を補給するマンになってました。

今回頒布した同人誌は、2013年発刊の「流星小説。」・2014年発刊の「救世小説。」・今年発刊の「求刑小説。」の三つでした。
同人誌の名前案は、サークルのメーリングリストで作家がだしあって決めるのですが、今回の「求刑小説。」は、最初森田さんが「球形小説。」という案をだされて、そのあと橘ぱんさんが「求刑」という形もありなのではと提案されました。
ちょうどそのとき僕が書こうとしていたネタが、「刑法を擬人化させて、どれが最強かを決める!」というものだったので、「求刑がいいでーす!」とお願いして決まりました。

刑法39条が「フンフンフン! 無罪無罪! 俺はアンタッチャブル!」とか叫びながら走りまわったりするんだぜ……絶対に商業でやれないだろフフフ……。
と思って書いていったのですが、思いのほかネタが広がらず、しかも似たような法律擬人化ネタがすでにほかの方によって書かれていると知って、モチベーションだださがりに。
そこで途中まで書いたネタをボツにして、今回の覇刃のギレイドに変えたという流れですた。

さて、コミケにはいろいろな作家さんたちがサークルをだしてらっしゃいます。
時間を見つけて、知り合いの作家さんたちにご挨拶へ。
まずは宮沢周さんと八薙玉造さんのサークルに。
新刊を押しつけて、相手からも新刊をふんだくるといういつもの行動に(^^)

スーパーダッシュ文庫出身の作家は、僕もふくめて変わった人が多いのですが、宮沢さんと八薙さんは比較的ちゃんとした人なので、話しやすいです。
会話のキャッチボールが成立するのってうれしいですね(^^)
ただ、すごく人当たりがよくて話しやすくても、しばらく話をしているとどんどんアレな方向に進んでいくのが作家の常なので、気は抜けません。
どっちとはいいませんけど、「いや~、Twitterで藍上さんの新作が始まるってリツイートが流れてきて、すぐにそのリツイート消しましたよ~(^^)」みたいなことを笑顔でいってきたりします。

そんな心暖まる交流のあと、もう一人お会いしたい方がいるので場所を移動。
しかし自分が方向音痴のせいか、なかなか見つからず。たぶん何度もサークルの前をスルーしてました。
何度目かの遠征の結果、ようやく石川博品さんのサークルを見つけることができました。
去年もご挨拶させていただいて、新刊を受けとってもらいました。
今年もこちらの同人誌を献本しまして、ありがたいことに石川さんの新刊「菊と力」もちょうだいしました。
緊張してたのであんまりしゃべれなかったのですが、今年もお会いできてうれしかったです。ありがとうございました。

自分たちのサークルには、それぞれの作家の読者の方々もいらしてくださって、作品の感想なども聞くことができました。読者の声をじかに聞ける機会はめったにないので、とても貴重です。
差しいれを持ってきてくださった方や、自分なんかのサインもほしいという方もいらっしゃって、じつに楽しいひとときでした。
その日は思いのほか涼しかったということもあって、本当に楽しかったです。

(後篇へつづく)
書いてる人

藍上 陸(らんじょうりく)

藍上 陸(らんじょうりく)
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小説書いてます。

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