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反知性主義の疑問

先週、デレマスが最終回を迎えたわけだけども、ちょうどそのころノートパソコンが不調におちいって、ブログの更新どころじゃなくなっていました。
なんか、パソコンのファンからヴーンヴーンといかがわしいバイブのような音が絶えずもれるようになりました。なんたる卑猥か!
どうもファンが経年劣化してしまったみたいです。
このままだと温度がどんどんあがってしまって壊れちゃうので、しかたなく新しいLet'snoteに替えました。

デレマスの記事はまたそのうち書くとして、今回は山形浩生さんのブログにあった反知性主義の記事をご紹介。
人様のブログの紹介で更新を済まそうなどと、なんというか手抜きか!

ここ数年、ネットでたまに反知性主義という言葉をきくようになったのだけれど、ずっと違和感があったんですよね。
最初、僕はてっきり「インテリどもの小難しい話には実用性がない! 庶民の皮膚感覚を大事にして、もっと地に足のついたことを考えよう!」みたいな意味だと思ってました。
ホフスタッターの本では、どうもそんなふうな意味で使われているみたいですね。(僕はまだ読んでません)

プラグマティズムを知っている人なら、わりと腑に落ちる考えだと思います。
でも、最近のネットでは「知性を否定するバカな連中」をさす意味で「反知性主義」が使われている感じがして、ずっと疑問だったんですよね。

似た状況の言葉として「陰謀論」というのがあって、

・「この世には陰謀がちゃんと存在する! その陰謀を暴くのが陰謀論だ!」

・「なんでもかんでも陰謀に結びつけるバカなやつらが、また陰謀論を語ってらw」

という二つの意味が混在してる気がするんですよね。
だから、「それは陰謀論だ」という言葉があったとき、果たして陰謀の存在を否定してるのか肯定してるのかがいまいちわからない場合があったりする。

たぶん「反知性主義」もそうなんだろうなーと思っていたところに、タイミングよく山形さんのエントリを見つけて、「やっぱりなぁ」と思った次第。

反知性主義という言葉を使う人のいやったらしさは、「俺には知性があるけど、世間の連中ってバカで困るよね」というスタンスが透けて見えるところ――だけならまだマシで、実際はその人自身の態度がじつに非論理的で、印象論の域をでないことが多々ある、ということだと思います。

つまり、厳密にものを考えたり、他人と密に議論をしないような怠け者が、ただ相手を否定したいがために「あいつは反知性主義だ!」といってるだけだったりするんですよね。
バカならもっと直裁に「お前バーカバーカ!」と涙目で吼えてたほうがまだかわいげがあるのに、難しそうな言葉を使ってインテリぶりたがるところが滑稽。
僕は素直に「バーカバーカ!」といおうと思います。(^^)

山形浩生さんについては、ポール・クルーグマンなどの経済書の翻訳で知りました。
へんにかっこつけないで直裁に語るので、とても読みやすいんですよね。

創作面においても、氏のサイトでPDF公開されている「たかがバロウズ本」に大きな影響を受けました。
いつかこの本から受けた影響についても、このブログで書いてみたいですね。
文学プロパーの人の文芸理論書より、この本にずっと刺戟を受けました。

PDFで読むのが苦手な方は、書籍版をAmazonの古本で買えますので、そちらをどうぞ。
書いてる人

藍上 陸(らんじょうりく)

藍上 陸(らんじょうりく)
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小説書いてます。

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